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金平糖の夢



いつだったか、

休日の午後、

持て余す時間を贅沢に使って

丁寧にドリップした珈琲と一緒にテーブルに置いた金平糖を

ちょっと怪訝な表情で見つめていたっけ。



「どうしたの、これ?」

そう言ってひと粒摘まんで、クチに放り込んで

ちょっとだけ頬がゆるんだキミを見逃さなかったよ。


「おいしいでしょ?」

ちょっと得意げにそう言った僕に

「うん」と頷いてまたひとつ、クチの中でコリコリと金平糖を噛み砕いた。




あれから、

食卓の片隅に置かれた

「アンティークで可愛いのみつけた」と言ってキミが買ってきた

淡い水色のガラス瓶の中には

カラフルな金平糖が入っている。



キミの喜ぶ顔が見たいから。

そんな陳腐なことを言うつもりはなかったけど、

きっとそうなんだ。





今もまた、ボクの隣でコリコリと

キミの音が聞こえる。








金平糖はボクがキミにをした魔法なのかもしれないね。





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Author:*.noa.*
ひとみしりのさみしがりや。
だけど、ひとりがすき。

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